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新・おんづか功活動報告

新年のご挨拶

日本列島が今冬一番とも言われる寒気に包まれた中、2022年が明けました。 皆様はどのようなお正月をお過ごしになられたでしょうか? 私は地元の氏神様などへの参拝を行うとともに、年始行事への出席など、ほぼ例年通りの年始を迎えさせていただきました。とは言え、コロナ禍での年始であり、まだまだ全てが元通りになったわけではありません。それでも、昨年とは違い、初詣の参拝者数は戻りつつありますし、観光客の方も多く見受けられる年末年始だったと思います。 そんな年末年始でしたので、日本中で人流はかなり増えていましたし、新型コロナウイルスが感染力の強いオミクロン株へ変異していることもあり、残念ながら日本全国が第6波に見舞われるようになってしまいました。オミクロン株はワクチン接種を済ませている方には重症化リスクが低いとのことですが、ブレークスルー感染を引き起こしていることから、高齢者や疾患を抱えている方に感染させてしまうリスクを抱えることになっています。これまで通りに、「うつらない・うつさない」ための行動としてマスク・手洗い・三密回避などへお取組みいただくことで、この第6波も乗り切りたいものです。ご理解とご協力をお願い致します。 ところで、今年の干支は壬寅(みずのと・とら)です。壬は女偏をつけると妊となりますし、人偏をつけると任となります。このことから、のびる・成長する、または荷う・事に当たることを示しているとされています。次に寅は人が向き合っている象形文字とのことで、たすけるという意味とサンズイをつけると演となり人の前に立つことを意味するとも言われています。一方で干支では動物の虎が充てられていることから、畏れ慎むことも必要とされています。そのため、寅は十分に考えて慎重に行うことが示されているとされています。このことから、今年の壬寅は伸びる時であるとともに十分に考えて慎重に行うことが必要な年とされています。私自身、この一年、このことを心して活動してまいりたいと思います。 さて、今月で次の統一自治体選挙まで14か月と迫ってまいりました。今年は私にとっては本当の意味で勝負の年となります。この3年間を多くの皆さまにお支えいただき、ここまで乗り越えてくることができました。皆様にお返しするには再度京都市会議員に戻り、皆様の声を届けるとともに、将来への道筋をつけていく役割を担わせていただく以外にはないと思っております。 特に現在、京都市では財政危機宣言が発令され、全ての事業の見直しが進められております。市民生活に直結する見直しも多く見られます。その審議が進められている大切な時に議席を失い、皆様の代弁者として議会で発言できないことが申し訳ない思いでいっぱいです。せめて行財政改革案は進行過程であっても、より市民理解が得られる内容に変えていくために、仕事をさせていただきたいと強く願っているところです。その実現のためにも、常在戦場の覚悟で選挙に備えなくてはなりません。だからこそ、この一年は大事な一年だと考えております。何卒、市民の皆様にとって安心して、また将来に希望をもって生活できる京都市にしていくために、引き続き、この一年も、私、おんづか功へのご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。

「チルドレンファースト」から「人づくりは国づくり」へ

「チルドレンファースト」は民主党の時代に党の政策として訴えてきた1つの柱です。そして「人づくりは国づくり」は昨年の衆議院議員選挙において国民民主党が訴えさせていただいた1つの柱です。私の所属する政党は残念ながら、民主党から始まり、民進党、国民民主党、新(便宜的に)国民民主党と変遷してきました。しかし、私が所属した政党は何れも存続政党、すなわち理念や政策が引き継がれた政党でありました。これらの政党の立ち位置は中道改革政党であり、政策の1つの柱として「子ども」に焦点を当て、子どもが生活しやすい環境づくりと、誰もが等しく教育を受ける権利を持てる環境づくりに取組んできました。今の国民民主党でもその精神が引き継がれており、「人づくりは国づくり」の中で、教育無償化の実現や児童手当の拡充、リカレント教育の支援などを掲げていました。 教育についても、国家としての方針に左右されることは間違いありません。そのために国政選挙の政策として掲げられるのが一般的であり、私たちが与党時代から野党時代へと変遷していっても、私たちの主張が少なからず取り入れられて、子どもたちの環境が改善されてきた事は間違いありません。その意味でも、一度でも政権交代が起きたことの意味は大きかったと確信しています。 ところで、教育に関して自治体に目を向けた時に、全てが国基準ではなく、自治体の独自施策で国基準を上回る支援がなされている例が多数あります。明石市のように子ども施策を充実させたことにより、人口流入と出生率が上がった自治体もあります。京都市においても、小学校1・2年生と中学校3年生の少人数教育は独自施策ですし、保育士の処遇改善の原資として採用されてきたプール制も京都市独自の施策です。このように独自性を見出して取り組むとともに、その地域ならではの課題に対しても取り組まなくてはなりません。私自身、前回の選挙でも、小学一年生ギャップの解消への取組みを掲げさせていただきました。これは京都市では1つの小学校に平均20弱の幼稚園や保育園から入学している現状があり、学校側ではこどもたちの学んでいる水準がわからないこと、こども側では友達がいない環境で学ばなければならないこと、これらが「小1ギャップ」の要因とも考えられています。入学前にこの課題を解決するためのプレスクール(フィンランド方式)設置を提唱させていただいていました。 このように子どもたちが安心して生活し、学べる環境づくりこそが、将来への投資に相当するものと確信しています。民主党政権時の「コンクリートから人へ」はまさにこの考えに基づくものです。これからも、国・府・市が連携して、人への投資が一層充実していくように頑張ってまいります。そのためにも、私自身、皆さんの声にしっかりと耳を傾け、そして地域課題の解決に取り組むとともに、将来への夢と希望の持てる地域づくり、京都市づくりに励んでいきたいと思います。

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