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新・おんづか功活動報告

新型コロナウイルス感染症の高齢者ワクチン接種が始まる

4月から高齢者に対するワクチン接種が始まりましたが、まずは高齢者施設の入所者を対象としていたことから、皆さんにとってはワクチン接種が始まった実感は持てていなかったものと思われます。それが、京都市においては4月23日までに「接種券」が郵送され、4月26日からは75歳以上の皆さまに「予約開始のお知らせ」が届けられ、同時に個人接種会場、つまり診療所等で予約開始を始めたことを受け、ワクチン接種が自分たちにもやっと行われると期待を持たれた方も多かったのではないかと思っています。しかし実際には、公表された医療機関は120か所(のちに84か所に減少)と限られ、かかりつけ医さんに予約の電話を入れても、ワクチンの入荷時期が見込めないとして受け付けていただけないなど、多くの高齢者がワクチン接種の予約段階でいっそう不安が募る状況になっていたと思われます。 この間、「接種券」と「予約開始のお知らせ」の送付、予約開始の日時、個人接種会場と集団接種会場の場所など、広報誌やHPを通じて京都市としても発信はし続けてはいるものの、残念ながら、今回の接種対象である高齢者にはなかなか届いていないことがわかりました。そのため、急遽、「新・活動報告」の臨時号を3回発行し、郵送、手配り、SNSなどで状況をお伝えする取り組みをさせていただきました。

ところで、このワクチン接種ですが、京都市では5月10日より65歳以上の方にも「予約開始のお知らせ」が送付され、この日から個人接種については予約受付が行われることになっています。ここに来て、医療機関に対してワクチン供給日と供給量が連絡されるようになりましたが、まだ予約を受け付けていただけないところもあります。そのため、20日から始まる集団接種の受付にもどれ位の人数が連絡されるかわかりません。そのために、コールセンターも今の150人体制からさらに増員の検討をしており、混乱をできるだけ少なくするように準備がされています。なお集団接種は5月29日以降、8月1日までの毎週土・日に区役所等で接種が行われます。居住地以外の行政区でも接種は可能です。そのため、できれば電話予約初日の早い時間に電話を入れるのではなく、しばらく時間に余裕をもって電話を入れていただくことで、混乱なく予約いただけるようにしていただきたいと考えています。ご理解のほど、宜しくお願い致します。 なお、64歳以下の皆さんについては、基礎疾患をお持ちの方や、高齢者施設従事者は他の方とは区別はされているものの、接種時期については何も定まっていません。現時点では6月中旬には「接種券」の郵送準備を整えることになっているだけです。今後もわかり次第ご案内しますので、今しばらくお待ちいただきますようお願い致します。 。

地域信仰とのかかわり

京都がこれまで培ってきた精神文化は地域信仰と深い関係があると私は考えています。地域の人々は神社の氏子として、そして寺院の檀家や信徒として、様々な支援を行うとともに、神仏を敬ってきました。形態は変わりながらも、本質的な取組は変えることなく、守り抜いてきたのが京都だと思います。5月には春季大祭が執り行われる地域も多く、その準備が4月には始まります。今年もコロナ禍であり、神輿巡行などの密が生まれる行事は行われませんでしたが、神事は行われています。私も八瀬天満宮のお屋根掃きのお手伝い、曼殊院弁財天奉賛会春季法要、八大神社奉幣式などに参加したり立ち会うなどして、地域が大事にしている神仏との関係を今年も体感させていただきました。とは言え、あらゆる地域で神輿巡行は中止となり、京都の三大祭りの一つでもある葵祭も行列と雅楽は中止となっています。本来、多くの方が携わるのがこうした取り組みであり、これらが行われないことは地域に根付いてきた地域信仰への信仰心がより薄らいでいくものと感じざるを得ません。一日も早くコロナが終息し、こうした取り組みが行われる日々が戻ってくることを心から待ち望んでいます。

「MaaS」の取組み

「MaaS」って聞いたことがあるでしょうか。これは交通手段を事業者側から利用者側に主体を変えていく見直しを行うことで持続可能なまちづくりにつなげていく取組みのことです。具体的には、自転車、バス、レンタカー、タクシー、電車など様々な交通手段を利用者が自分の目的に応じて一元的に使えるようにし、自家用車等の所有から、公共交通サービスの利用へと代わっていくような取組です。フィンランドのヘルシンキ市でスタートしたこの取組みは、今や欧米で広がり続けており、日本においても国土交通省が「スマートモビリティチャレンジ」として各地の取組に支援を始めました。まだまだ日本においてはアプリ上の利便性向上の域を超えていないものが大半です。しかし、交通手段は一層多様化しており、5Gを始めとして通信インフラが大きく変わろうとしています。本来の趣旨である、利用者の都合に合わせた交通インフラの提供へと国内の取組みが発展してくことが求めれられています。この先には道路形状や駐車場の在り方など、まちの在り方を変えていくことにまでつながっていきます。このようなビジョンを市民の皆さまと共有して取組みを進めていくことが求められています。私も議員に戻った際にはその先頭に立って、推進役を果たしていきたいと思っております。宜しくお願い致します。

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