新・おんづか功活動報告
第49回衆議院選挙にて前原誠司さん、10期目の当選
第49回衆議院議員選挙が10月19日公示、31日投開票で執行されました。今回の衆議院選挙は9月29日に自民党総裁選挙で岸田文雄総裁が誕生し、10月4日に総理大臣に就任されてから、わずか15日後に選挙戦が公示されると言う、前例のない短期間での衆議院選挙となりました。 衆議院議員の任期が10月21日と迫る一方、コロナ対策や公文書偽造問題など、国民の菅政権への不満が大きくなってきており、菅政権にとっては追い込まれ解散となり、来るべき衆議院議員選挙では野党が優勢であるとマスコミでは報じられていました。そうした世論を背景に、菅総裁が自民党総裁選挙への立候補を見送り、結果として岸田総裁が誕生して、総理に就任されたのです。世論調査では河野太郎氏への期待が高かった中で岸田総裁が誕生したことは、自民党の体質が変わっていないとして、衆議院議員選挙における野党の優位が引き続き論じられていました。ましてや、総理の所信表明演説と、各会派の代表質問しか行われない上での超スピード解散となったことから、野党の攻勢が伝えられる中での衆議院議員選挙となりました。 しかし、結果としては自民党が単独で絶対安定多数である261議席を獲得し、野党第一党の立憲民主党は公示前から14議席減らしての96議席しか獲得できませんでした。一方で、日本維新の会は11議席から41議席に急増。特に大阪府においては、立候補した全ての候補者が小選挙区で当選すると言った、大阪府での強さが際立った選挙結果となりました。私たち国民民主党は、前原誠司さんの圧倒的な勝利などもあり、改選前の8議席から11議席と議席を伸ばすことができました。特に近畿ブロックにおいて比例区の議席を1議席確保できたことは、次への大きな布石になったと考えています。 さて、今回の衆議院議員選挙において、京都府第2区では前原誠司さんが48.9%の得票率となる72,516票を獲得されて10期目の当選を果たされました。特に左京区では投票率が61.73%と高い上に得票率が49.4%と高く、他を寄せ付けない強さで勝ち切りました。しかし、選挙期間中は、自民党が総理経験者を何人も応援入りさせるなど、党を挙げての選挙戦に持ち込んできていただけに、誰もが危機感をもって選挙戦を戦えたことがこの結果にも影響を与えたものと思っています。この選挙で前原誠司さんは、「人づくりは国づくり」の国民民主党の公約を掲げ、教育国債を発行して、教育関係費の無償化、奨学金の免除を実現させていくことを訴えられました。若い世代にも響く政策でもあり、これまで以上に幅広くご支援いただけたと感じています。また、コロナ禍による選挙という事から、人を集める選挙戦を改め、SNSの積極的な発信など、直接的に関わることのできなかった層へのアプローチを試みました。このことも大きく成果を出したものと思われます。このように、高齢化社会と言っても、投票に行けない高齢者が増えてくることや、演説会場には出向かないけども投票する若い世代が増えてくることを、選挙においてはより深く考えていくことが必要と思われます。その意味で一層、誰もがアプローチでき、わかりやすい政策が問われてくるものと思います。コロナは収まっても、この流れは変わらないと思います。私自身も十分に留意して、嘘のない政治を体現しつつ、活動を進めていきたいと思います。
駐日ラオス大使らが上洛
今年、駐日ラオス大使に就任されたフォンサムット・アンラワン大使が11月1日・2日の日程で初めて京都にお越しになられました。当初は6月に上洛されるご予定でしたが、緊急事態宣言下でもあったことから延期されており、この度、晴れて実現いたしました。女性の駐日大使は初めてであり、今回は駐米大使であられるご主人とともに京都にお越しいただきました。また、新たに着任予定の小林賢一駐ラオス大使も一緒に京都にお越しいただくという、大変貴重な機会となりました。
1日は関西ラオス友好協会として歓迎会を開催し、翌2日には動物園の視察と京都市長表敬訪問に私も同行させていただきました。京都市動物園に4頭のゾウをいただくことが決まって以来、京都市とビエンチャン市はパートナーシティ締結をしており、ごみの分別回収指導、旧型市バスの贈呈など、交流を深めてきました。この他にもルアンパバーン市の世界歴史都市連盟登録に向けた取組みも進めていましたが、こちらは残念ながら実現していませんでした。しかし、今回の要人上洛により、ラオス側も日本側にも理解を深めていただくことができました。これにより、ルアンパバーン市の世界歴史都市連盟加盟が実現できるかもしれません。貴重な歴史遺産を協力しながら守り引き継いでいければと考えております。
ところで、京都市動物園にご寄贈いただいた4頭のアジアゾウはすくすくと成長しており、子ゾウの誕生が待ち望まれる状況です。動物園への引き続きのご支援も宜しくお願い致します。
進藤ひろゆきさん、長岡京市議6期目の当選
10月3日、電機連合の組織内議員であり、国民民主党が推薦した進藤ひろゆきさんが、見事に6期目の当選を果たされました。おめでとうございます。また、応援いただいた皆様には心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。
進藤さんは私と年齢が同じで、前期までは当選回数も一緒であり、そして電機連合京都地協の議員団メンバーでもあったことから、大変親しくさせていただいていました。進藤さんは長岡京市議会の議会改革にも積極的であり、納税者の視点に立っての行政の見える化にも努めてこられました。これからも、議会の中心的役割を担いつつ、市民目線に立った議会活動を進めていただきたいと思います。私も進藤さんに続けるように、頑張ってまいります。
なお、同じ会派で、同じ電機連合組織内議員でおられた綿谷正巳さんは今期で引退されました。お疲れ様でした。また、宮小路康文さんは見事2期目の当選を果たされました。おめでとうございました。
